2014-07-26

できた、いろいろ

さて、先週に引き続き、バイトさん達からの聞き取りのお話。

事前の打ち合わせで寺口から、
各活動での子どもの目標、目標達成のための介助の方法、介助した結果…と言った具合に、みていて欲しい子どもの様子を説明を受けているバイトさん達。
授業中は目を離さないことが最優先なので、みなさん隙間時間を見つけて必死にメモをしてはります。
そのメモを元に、みてない私にもわかるようにと、子ども達が帰ったあとにも、頭をフル回転でもう一仕事を頑張ってくださっています。

その報告を聞くことやまとめることは、私にとっても勉強で、いろんな気付きがうまれます。

「今日は、~を見ておくように言われたんですが、~、できました!」
「前回気になっていた…が、できるようになっていました!」
「どうしても○○してしまっていたのですが、今回は○○しないでできました!」

担当の子ども達のことを、いつもフル回転でみてくださっているだけあって、子ども達のできました!を、わがことのように喜んでくださるバイトさん。
聞いてる私も、子ども達のことだけでなく、それを喜んでくれているバイトさん達の姿にも、思わずにこにこ。
でもそのあとに、

「かなり時間はかかっていたんで、トントンとはしたんですが、できました。」
「はい、手はそえましたが、自分でできました。」
「…しないよって、言うだけでできたんですよ。」

なんていう感じに言葉が続くことがあるのです。
あれあれ!?、それでは〝でき”てないよ~、なんて面食らっていたのですが、
徐々にわかってきまして、私の方も気になるときは、

「止まらずにできたのかな?」
「みてるだけでよかったの?」
「なんて声をかけたらできたのかな?」

なんてことを付け足してみるようになりました。
「できる」というのは、わかりやすいようで、実はとっても幅の広い言葉なんですよね。
なんらかの介助があってできたのも、
介助がなくてできたのも、
なんらかの環境的配慮があってできたのも、
配慮がなくてできたのも、どれもやっぱり「できた」。
関わる大人それぞれの中で描く「でき」てる子どもの姿によっても、「できた」の様子は変わってきます。
でも、この「できた」の振れ幅が広すぎると、教えたいことや教える方法が、子ども達にはわかりにくくなってしまいます。
関わる大人が、子ども達の現状や目標、そのための方法を共有して、「できた」の幅をあわせておくことが、やっぱり大事だなと思います。
同じようなことは、学校や園の先生方とお話をするときにも、しばしば起こります。
その時に、互いの立場の違いを考えながら、子ども達への理解を深めていけるといいなと思います。
そのためには…、うん、子ども達に教える前に、私自身のコミュニケーション能力を高めねばってことですねぇ、やっぱり(笑)。

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