2015-02-28

なんだっけ

3つほど前のブログで、
困った時に、怒ることなく、逃げることなく、なかったことにせず、
ちゃんと大人のところに行けるのっていいなぁ…、
ということを書かせていただきましたが。

同じく2組さんでのおつかい。
いつもは「先生、○○ください」と物を受け取りに来ていたところを、
初めて「先生、□□してください」と伝言に変わったときのこと。

担当は、事務所の境の暖簾のところで、私は事務所の隅でと、それぞれドキドキしながら待っていますと、
「先生、…先生、……」
呼びかけられて私も振り返っているのですけれども、
いつもは、○○だったけど、今日はなんか違ったような…という感じで、続きがでてきません。

しかし、助け舟を出さなくては…と私が思ったその瞬間、
くるっと振り返って、暖簾の向こうの方をジーッ…。
暖簾の向こうに待機していた担当も、送られてきた視線を受けて、すかさず、おいでおいでとジェスチャーを出しますと、
クルンッと踵を返して、トコトコと担当の元へと戻ります。
そして、暖簾の向こうでしばらく2人、何やらコソコソ話をして、
それを終えると、また元気に私のところまでやってきて、
「先生、□□してください!」
と今度は上手に言えました。

伝言をする、という課題に関しては今からなんですけれども、
やっぱり、あぁ忘れちゃったぁ…となったときに、
後ろにコソッとついてきてくれているはずの大人に、すかさず視線を送ることができるというのは、生活をしていく上でとっても大事なことで、支援に携わる方々が塾に見学に来られた際、たいてい驚かれるところでもあります。
こういう動きは、一朝一夕に身につけられることではないのですが、
親御さんと子ども達が、長い年月をかけて培ってきた、生活の基本となるところだと思います。

暖簾の向こうで、なにやら2人でコソコソ打ち合わせする姿を思い出しながら、
こういう関係を人と結べる子ども達を育てたいなぁと、改めて思います。

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