2017-02-04

折れる力

どちらかというと大人しい男の子。
怖かったり、びっくりしたり、いつもと違ったりで、ときおり、びえぇぇぇん…と泣くことはあっても、
まぁまぁまぁ…となることが多いのですが。
先日、園で大泣きになったそうで、先生もお友達も驚いたようで、お母さんがお迎えに行くと、先生もお友達も、会う人会う人みんなが、「今日ね…」と報告してくれたとか。
内容をお聞きしたら、なんと原因は「太鼓」。
いつもは2つある太鼓が、その日は1つしかなくて、でも太鼓をしたい子は2人。
「しゃあないなぁ…2人で1つを叩こうか…」
そんな先生の提案に、
「ぼく、太鼓!、僕、一人でするのーっ!」
とひっくり返って泣いたそうなんです。
ここまでお話ししてくださったお母さんも、ここまでお聞きした私も、まずは
「へ~っ」とニヤリニヤリ♪
こぉんな強い主張を、今まで園で出したことがなかったんです。
それも、ここまで強く主張した対象が”太鼓!。
いつの間に、そんな太鼓を一人で叩くなんてことにはまったんだろう…。
園の先生も同じ気持ちだったそうです。
でも、もちろん、そうかそうか、そんなに太鼓がやりたいのかぁ…と、泣いてひっくり返ることを良しとするわけにはいけません。
園の先生も慌てず騒がす(内心、かなり驚いてらしたと思うのですが)、「とりあえず、2人で!、それっ!」と一回やらせてしまって、
それからおもむろに、「交代!」として、一人ずつ交互に使わせたそうで、自分の番が来て、太鼓を一人で使えるとき、それはそれは嬉しそうに、太鼓を叩いていたそうです。
強い主張が出てくるのはとても良いことなんですが、じゃあ、それが全てOKなのか、というのは、また別のお話。
泣いてひっくり返ってしまった男の子を、泣き止ませるには、大人が太鼓をもう1つ出してきてあげるが一番手っ取り早い方法です。
でも、それでは、男の子がみんなと一緒に過ごすときに必要なことを学ぶ機会を奪ってしまうことにもなります。
先生方みなさん、よく押し切ってくださったなと思います。
そして、えいっ!と押し切った先生方に対して、べそをかきかき、なんとか太鼓を2人でやれた男の子も、よく押し切られてくれたと思います。
これはお家で、お母さんが小さな練習を積み重ねてくださって、男の子に折れることのできる力ができてきていたからだと思います。
もうちょい越えねばならない山はありますが、順調に進んでいるなと思えた出来事でした。
頑張れ!

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