2018-04-02

新年度、始まりました。

さぁ、4月が始まりました。

3月の最後の2週。
集団プログラムの最終日を終えて外に出ると、一気に花が開いていて、まぁびっくり。


体が覚えている季節の感覚で動けなくなってきているのはなんともなんですが、こういう驚きは、ちょっと楽しくもありますね。
この分だと散るのも早いから…と先週は仕事のあと、自宅から一番近い桜をみて帰りました。


そう、これも毎年恒例、円山公園の枝下桜です。
開化が早くて、屋台もまだ閉めてるところが多く、人も流れているという、円山にしては人の少ないときに桜を眺められて、ちょっとお徳な気分でした。

やっぱ、円山の桜には、思い入れ、みたいなんがあるの?
と聞かれても、
んー、てゆうか、
毎年、同じ頃に、同じ場所で、同じ物を、繰り返し、見続けてる、てことよねぇ
と素で答えてしまって、
そういう味気ないのヤメテヤメテ~とか言われてしまうタチですが、
繰り返し見続けるというのは、
元気に咲き誇ってる様、
徐々に弱っていく様、
長らく養生に入っていた様、
回復の兆しがでてきた様、
ワイヤーで吊られながら花を増やしていく様、
一回り小さくなりながらも自立した様と、
その時々の桜のいろんな様子に立ち会ってきたということであり、
また、立ち会った自分の年月をさすことでもあります。

桜を眺めながら、
あんなことあったなぁ…、こんなことあったなぁ…、なんて思い返すことはまるっきりなくて、
あぁ、今年もきれいに咲いたなぁ、
いつも思うのはただ、それだけなんですが、
この、あぁ、は、
繰り返し見続けたこと、に支えられています。

個別も集団も、
子ども達と1年でお別れということはほとんどなくて、たいていは、2年、3年と時間を積み重ねていきます。
3月には、個別や集団で5年以上、共に過ごしてきた子達が、卒業していきました。
週に1度、塾にきて、おつかいをいいつかって事務所にやってくる子達、
その長い年月には、調子の良いときもあれば、調子のなんとも良くないときもありました。
それら全てをひっくるめて、
あぁ、大きくなったなぁ、
あぁ、成長したなぁ、
と思いながら、卒業を見送ったのですが、そこには、この会社の年月も含まれています。

これから先、直接見続けることはできませんが、また新しい生活でのお話を、お母さん達からお聞きして、驚いたり笑ったりするのだと思います。

そして今日は、いよいよ新年度の1日目。
電車も時間通りにスイスイ走って終われたので、それだけで十分、幸先の良いスタートを切れたように思います。
今年度も、頑張ってまいりましょう。

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2018-03-18

早咲き

1521422012431.jpg

日々、移動移動をしておりますので、
休みの日は、とにかく乗物に乗りたくない…という気持ちになるのですが、
この春先は、移動で植物の芽吹きの変化がみられることは、とても楽しいことだったりします。
先日は、駅から降りたら、早咲きの桜が、ほぼ満開。
のみなさん、おっ!となるのでしょうね。
立ち止まって写真を撮っている人が多くいました。
今年は梅が開くのも遅かったようですが、梅・桃の時期もすぎて、
あと1週間もすれば、モクレン、雪柳、れんぎょう、そして桜と、次々と花が開いていくのでしょう。
そして、来週末は、集団プログラムの今年度の最終日となります。
それぞれが迎える、卒業式、修了式。
子ども達も、お母さん達も、1年お疲れ様でした。
あと1回、元気に、やってきてくれますように。

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2018-03-11

挽回

塾の子ども達は色々と寺口先生に用事を言い使って、事務所にいる私のところまでやってきます。
聞いてはいるものの、私の方も色々用事をしているので、子ども達がきたときの私の状況がいつも同じとは限りません。
先日は、イヤホンとつけてパソコンの前でセラピービデオをみていたのですが、
用事をことづかってやってきた男の子、入り口のところで、突然忍び足になって、ささやくような声で、「…せんせ、これ」。
「あれ?、そんな静かに…、どしたん?」
とイヤホンを外しながら聞きますと、
「…だって、ほら、電話…、こないだ電話、してた…」
とぼそぼそと呟きました。
「あぁ、そうか!、そういえばこの間、電話してたもんね!」
そうなんです。
この前に、同じように用事をことづかってきてくれた時、私はイヤホンをして電話をしていたんです。
それも、電化製品の不具合のやりとり電話だったんですが、同じような不具合が何度も起こるのと、そのたびに一からの説明と、返答が変わるのと、なんだかちょっとややこしくて、けっこうな真顔で、がーっと言葉を連ねていたところで…。
「せんせーっ!!」といつも通りに元気よくニコニコ♪と事務所にやってきた子をみるなり、
まず目で制して、えっ…と驚いている彼に、身振りでイヤホンと電話をさして、その子にちょっと待ってという動きをしてみせて、
おっと…としゃべるのをやめて静かに手渡してくれた彼に、これまた身振りで、受け取った、ありがとう!、じゃあね!という動きをしてみせて、ということをしていたのです。
このやりとりの合間にも、私は電話越しに話もしていて、ほんまにびっくりしたやろなぁ…と思うのですが、
びっくりしただけでなく、彼はちゃんと覚えていて、またしてもイヤホンをしていた私に、あっ!と思ってくれたんですよね。
電話のときに対応できた彼もですが、今回もそうかも…と対応してくれた彼を、とってもえらいなぁ…と思いました。
と、この彼。
実は前回のブログで書きました「しつこい」の彼だったりするのです。
実に見事な挽回ぶりでした(笑)。

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2018-03-04

そういうこと、あるなぁ

先日、土曜の集団の時間に、写真を撮りに何回か入りました。
いろんな活動場面を撮りたいので、パシャパシャ撮っては部屋をでて、また入ってはパシャパシャ撮って…
というのを繰り返していましたら、一人の子に言われました。

「なぁ、なんでそんな、しつこく、写真撮ってんの?」

毎年撮っていますし、1年を通して何度か撮りにも入っていますし、
慣れていることは慣れていると思いますが、どの子も確かに、ちょっと意識する感じはあるんです。
でもね、
「ええ~っ!、しつこい、って言わんでもいいやんっ!!」

私がこう返しますと、(あっ…)となった男の子、もごもごモゴモゴ呟きだして、
寺口センセが
「嫌な思いさせたんだから、ごめんなさい、でしょ」
と助け舟を出してくれるんですが、うつむいたまま
「そんな、思ってもないこと言えへんっ!」

(あ~あぁ、ドツボじゃん…)
文句を言って困らせた張本人は私なんですが、困り果てる子に、ちょっとおかしくなってしまいました。
と、いうのも。

「そんなやったら、嫌われるよ!」
「嫌われるというのは、良い気持ちではないけど、でも別に、好かれたいとも思ってないし…」

「そんな言い方して、かわいくないよ!」
「かわいいなんて…、思われたいと思ったことないし…」

「そんなことされたら、自分だって嫌でしょ!」
「…そもそも、相手が自分と同じことを良いと思っていて、相手が自分と同じことを嫌を思ってるんですかねぇ…。自分も相手も同じだと、そういう前提って、ちょっと暴力的な気がするんですけど。」

「ほんとにもうっ、大人になったらわかるわっ!!」
「はい、じゃあ、子どものうちはわからんでいいってことですね、ゆ~っくり大人になってから理解します。」

うっわ~、文字で見直すと、すごいインパクト…。

でもって、
(なぁんでこう、なんでもかんでも、したり顔でいうのかねぇ。おっさんおばさんってのは、ほんま面倒なもんや。)
なんてね…。

だれやだれや、こんなこと言うてたの~っ!!
だれやだれや、こんなこと思ってたの~っ!!

とまぁ、彼の一連の言動に、私も身をつまされる思いだったからです。

このあと、
写真が編集されて写真集としてプリントアウトしているのをタマタマ見かけた彼、
「あ、これ、あれだっ、あれに入れるやつだっ(活動の写真は1年ごとにクリアファイルに入れている)!」
と、はっ!!とした顔で言ってきて、私が写真を撮っていたことに、やっと合点がいったようだったんですが、
でもね、あのとき、
「あ、しつこいって、おかしかった?」ともし言ってくれたら、
「うん、なんで何回も撮るの?でええやん」とか、
「えっ、あ、ごめん…、でも、なんでって思って」ともし言ってくれたら、
「ほら、毎年写真集作ってるから」とか、「前に撮ってた写真、ぶれててん」とか、
お互い気持ちよく、やりとりを続けられたんだよね、と思うのです。

彼の言動が、わからなくはない…、いえいえ。
そういうこと、あるよねぇ…ととってもとっても身近に感じるんですが、
そういうことあるある~、わかるわかる~と心のうちに留めるだけでなく、
もうちょい、こうしてみようよ~と積極的にいきたいな、と思います。

しかし、
“…そのうちわかるわ”
はほんとに、そのうちわからせられる、もんですね(笑)。
あ、てことは、“そのうち”でいいってことか?(←懲りてないっ!)



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2018-02-17

おっ、おっ、おっ!

苦手な内容のプリントに挑戦している男の子。
何回か学校で失敗している内容だったので、
最初はプリントをみるなり
「あぁ…、それは…、むつかしいねぇ…」
と顔を曇らせていました。

いやでも、今の彼に、これができないはずはない。
ひっかかっているところすれば、だいたいこのあたり。
確認しながら一緒にプリントをすすめていくと、真剣そのものという表情で、懸命についてきてくれて、
最後に〇をつけると、ほーっとした表情をみせてくれました。
「ちょっと、むつかしかったねぇ♪」
一人で解けたわけではないれど、できないわけでもないみたい。
そんな感じでしょうか。

ではでは、今度は一人でやってもらいましょう。
「ねぇ…、これは…」と書く前に確認を取ろうとしてくる彼を無視してますと、
なんとか最後までやり遂げてて、「できた…」と私の顔色を伺うように、そっとプリントをみせてきました。
もちろん、〇!
「やった~!」とニッコリ♪

さらに、内容をもう少し難しくしたものをもっていきますと…。
以前のプリントより、ちょっと難しいかも…とみるなりわかったようで、
「ええーっ!」と声をあげました。
でも、ちゃあんと逃げずに始めてくれたので、
途中で「わからない」と言ってきたら教えてあげるからね…と思いながら、そばについていたのですが、
プリントを解きすすめるのにあわせて、
「……おっ!………おっ!!、………おっ!!!」
その声にあわせて表情も、ぱっ、ぱっ、ぱっ、っと明るくなっていくのです。
そして最後まで終えて、全部埋めたプリントを片手でもってしげしげと眺めると、
「……これ、イケたんじやね!?!?」
ちょっと裏返った声でこう口走ったかと思うと、ニカッ!と笑いました。

彼の予想通り、答えは全部〝イケて”まして、全部〇。
あれ、わかるぞ…、あれ、もしかして、できるかも…、あ、やっぱり、全部できるっ!!
プリントを解きながら、彼の気持ちが高ぶっていくのが手に取るように伝わって、
”イケて”たことに大喜びする彼をみながら、
わかるっていいよねぇ…
わかるって楽しいよねぇ…と
つくづく、思いました。

それにしても、”イケる”なんて言葉、どこで覚えてきたんだろうねぇ…。

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